2023年3月2日 ポプラ文庫ピュアフルから『僕たちの幕が上がる 決戦のオネーギン』が発売されました! 挿画は前作『僕たちの幕が上がる』に続いて、TCB先生です。 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8111349.html (上記のリンクは、ポプラ文庫ピュアフルのwebサイトです) この物語は演劇にかける青年たちの青春ストーリー、と紹介されていますが、『青年たち』といっても、主人公の俳優・二藤勝(にふじ・まさる)と脚本演出家の鏡谷カイトは20代です。そこに今回は、若干19歳の若きホープ・南未来哉(みなみ・みきや)くんが加わります。 勝は熱血スポコン系の性格、カイトはあまり感情を表に出さないクール系パッションな男ですが、果たして南未来哉くんはどんな性格なのでしょう……? また今回のタイトルに入っている『オネー
「二藤勝、なぜ君はSNSをしない」 「えっ?」 「そもそも登録すらしていないのか?」 ほらこれ、と、俺の高校時代の友人にして、現仕事仲間でもある鏡谷カイトは、ずいっとスマホを差し出してきた。 スマホアプリおんちを自認する俺でも知っている、大変ポピュラーなSNSの画像がそこにはあった。 注意喚起と書かれている。 【注意喚起!! このアカウントは本物の二藤勝ではありません。本物の二藤勝はSNSアカウントを持っていません。本人情報は事務所のウェブサイトを参照しましょう。なりすましにご注意ください!】 このアカウント、の後ろにずらずらと並べられたIDに、俺は目が泳いだ。いっぱいある。かなりある。 これは全部、俺になりすましている人のアカウントというものらしい。 「へえー……面白いこと考えるんだな」 「『面白いこと』とはご挨拶だな。ファンにとっては死活問題だ。君の本人アカウントだと思ってフォローした
2021年11月5日 ポプラ文庫ピュアフル(ポプラ社)から 辻村七子の本が発売されました。 「僕たちの幕が上がる」 すばらしい挿画は、TCB先生です。 演劇にかける、ふたりの青年と、彼らを取り巻く舞台の人々の物語です。 デビューさせてもらった、集英社オレンジ文庫以外の場所でご本を出させていただくのはこれが初めてになります。 辻村にお声がけをくださった編集さん、「今年は無理です…(2019~2020年ごろの話)」と一度はお伝えしたものの、2021年になってもチャンスをくださったことに感謝します。 上の一行あらすじより、もう少し細かくこの物語の解説をすると、 このお話は、二藤勝(にふじ まさる)くんというアクション俳優と、鏡谷(かがみや)カイトくんという脚本演出家の二人に焦点をあてつつ、あるお芝居をつくりあげる過程を描いたもので、いわゆる『バックステー
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